【Bakery PiYoPiYo】
日常になじむ町のパン屋さん

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西武池袋線ひばりが丘駅から歩いて10分弱で行ける町のパン屋さん「Bakery PiYoPiYo(以下 ベーカリー ピヨピヨ)」。大人から子供まで幅広く愛される美味しいパンを届けるため、今日もまたニワトリよりも朝早く起きて準備をしているのです。

かわいいヒヨコが目印の【Bakery PiYoPiYo】
かわいいヒヨコが目印の【Bakery PiYoPiYo】

毎日通いたくなる町のパン屋さん

自身が子供の時からパン屋さんが大好きだった代表の飯泉さん。「お客様がちょこっと幸せになってもらえるパン屋」になれるようお店作りをこころがけている。

パンには保存料など余計なものは入れないという安心安全へのこだわり、子育てに頑張るお母さんが休めるようにと作ったイートインスペースなど、お客さんにとって嬉しい気遣いに溢れている。

とは言え、ベーカリーピヨピヨの人気の理由はシンプルにその「パンの美味しさ」ゆえ。

ふかふでもっちりとしたおいしい食パン
おいしい食パン

ふかふかでもっちりとした「おいしい食パン」。そのまま食べると小麦の香りと甘味がふわっとひろがる。餅粉を入れているふかふかもっちりな生地はサンドウィッチにしても最高。今回は6枚切りを購入したが、5枚切り、4枚切りとさらに厚切りも用意されている。次回は贅沢に4枚切りに挑戦してみたい。まさに「毎日食べられるパン」。

もっちりしっとりとした、もちもち黒米パン
もちもち黒米パン(オレンジピール、レーズン、アーモンド)

3日かけて作り上げる「もちもち黒米パン」。ベーグルに近い触感だが、もっともちもちしっとりとしていて、噛めば噛むほどに甘味が広がる。オレンジピールやレーズン、アーモンドが練りこまれている種類などもあり、大人向けなパン。クリームチーズとの相性抜群。全3種、ぜひコンプリートしたい。

子どもに大人気のピヨピヨちぎりパン
ピヨピヨちぎりパン(チョコクリーム)

子供に人気な「ピヨピヨちぎりパン」。かわいらしい見た目とふわふわな触感、今回購入したチョコクリームは適度な甘さで、子供だけに食べさせるのはもったいない美味しさ。チョコクリームの他に、プレーン、練乳クリームがある。上から見ると親鳥に餌を求める雛たちに見える愛らしいフォルムだが、ようしゃなくちぎって食べよう。

数々の魅力的なパンを揃えるベーカリピヨピヨ。今回は代表の飯泉さんにご協力いただき、ベーカリーピヨピヨのパンへのこだわり、そしてお店の魅力をディグってきた。

店舗基本情報

店名 Bakery PiYoPiYo
公式サイト http://b-piyopiyo.com/
TEL 042-421-2738
営業時間 11:00~18:30
定休日 日・月・火
※状況によって変動する可能性有、詳しくは公式HPをご確認ください
住所 〒202-0001 西東京市ひばりが丘 2-9-3

ヒヨコ誕生へのハードル

小さな頃からパン屋さんが大好きだった飯泉さん。小学校高学年の時には既に「パン屋さんになりたい」という夢を持っており、卒業文集にもパン屋さんと書いていたという。その後は、夢に向かって一直線。栄養士の資格取得、製菓学校でパンについての理論や実技の勉強をした後、都内のパン屋数店で約15年間勤務し、その腕を磨いた。

その後、出産や子育てによってパン屋からしばらく離れていたが、約2年半前に思い切って独立。住み慣れた西東京市にベーカリーピヨピヨをオープンした。独立開業までには様々な不安もあったが、パンの講習会で知り合った女性の「自分でパン屋開く人って、よっぽどの自信過剰な人か変人だよね。」という言葉に背中を押され独立を決意したという。

-「独立する人はちゃんとしていないといけない、と思っていましたが、この一言でハードルが下がりました。」

資金や店づくり、仕入れ、商品についてなど、独立することに多くの不安や心配を抱え、長年の夢であるパン屋を開くという目標に一歩を踏み出せずにいた飯泉さん。そんな時、女性の発した「独立する人なんて変人だよね」という言葉にとても気が楽になり、「私もできるかも」と一歩を踏み出すことができたと振り返る。

暖かな雰囲気のある店内

子育て中のお母さんにイートインスペースを

勤めているとお店作りに関してすべてを自分の好きなようにはできないが、独立することで「自分ならこうしたい」という想いをすべて反映できるようになった。ベーカリーピヨピヨにはそうした飯泉さんのこだわりがたくさん詰まっている。なかでも「イートインスペース」はお店作りにおいて飯泉さんがこだわった箇所のひとつ。

-「自分が子育て中に気軽に利用できるところがない、と感じていたのでイートインスペースは絶対に作りたいと考えていました。」

パン屋好きな飯泉さんがパン屋巡りをする中で思った「その場ですぐに食べたいな」、「ほっと一息いれたいな」、「おいしいコーヒーと一緒に食べたいな」というお客様目線の素直な感想をイートインスペースに込めた。

特に自身が子育て中に感じた「外で気晴らしするのにいい場所があまりない」という実体験から、普段頑張っている子連れのママさんがほっと一息入れられる場所になるよう、お子様椅子の用意や、トイレにはオムツ替え台、ベビーチェア、お着替え台を設置した。

ポップで親しみのある色調の店内はお子様連れのお客様もゆったりとくつろげる空間。実際に取材中にもお子様連れのお客様が多く、子供たちも親御さんもゆったりとした時間をパンとともに楽しむ姿が見られた。

ニワトリよりも早く朝を迎えるのは

独立によって自分ができることの幅は広がったが、その分自分自身でやらなくてはいけないことも増えた。

―「思っていたよりも忙しいです(笑)」

お店の営業日は週に4日だが、仕込みや経理業務などやることは山積み、独立後は休みがなくなったと飯泉さんは語る。

パンの準備一つとっても制作に3日間を要する「もちもち黒米パン」は、水曜日に店頭に並べるためには月曜日から行わなくてはいけない。「作るだけ」なら3日間はかからない黒米パンも、3日間かけることで香りも豊かになり、満足のいく仕上がりになるという。

営業日は午前3時半から準備を行う。それでも自分の作ったパンをお金を出して買ってもらえるという喜び、そしてお客様への感謝の気持ちは何にも代えられない。

―「うちに来てもらって、ちょっとでも嬉しいと思ってもらえて、生活の中に取り入れてもらえるっていうのは本当に嬉しい。」

自分が大好きなパン。そしてそのパンを買いにきてくれるお客様のために、ピヨピヨベーカリーはニワトリよりも早く朝を迎える。

美味しいパンを作るため朝は3時半から仕込みを行う。
美味しいパンを作るため朝は3時半から仕込みを行う

毎日食べたいパン、食べられるパン

小さい頃からずっとパンを愛してきた飯泉さんだからこそ、買う側・食べる側の気持ちを持ちながら、売る側・作る側でいることができる。

―「いつまでもやっていけるように、長く愛されるように。間違いのないものを、新しいものを出していきたい。」

シンプルで無駄のない、いくら食べても飽きのこない、まるで白米のような食パンやフランスパン。それだけでなく、お客さんにワクワクしてもらえるよう、季節の材料などを用いた新商品を定期的に店頭に並べるようにしているという。

店内の随所にいるヒヨコたち
店内の随所にいるヒヨコたち

―「成長しても店名はベーカリーコケコッコにはなりませんが、中身はコケコッコになれればなと(笑) 初心を忘れずに、という意味も込めてピヨピヨです。」

作り手の飯泉さんの謙虚さが反映されているように、シンプルで、懐かしく、やさしい味のパン達は、私たちの日常になじむ「毎日食べられるパン」。

ぜひ、あなたもピヨピヨベーカリーのパンとともに「ちょこっとの幸せ」を味わってみては。

人生は楽しい。


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