【春花秋月HARUから】
愛でつながる生活用品店

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西武池袋線ひばりが丘駅から徒歩10分。ぴぴ通り商店街の一角にある「春花秋月HARUから(以下 HARUから)」。母娘2人で営むこの生活用品店には、土鍋などの陶器を中心に、大切な人を想う気持ちが込められた愛ある品々が並んでいました。

美しい木の風合いと清涼感のある藍色の暖簾が印象的なお店【春花秋月HARUから】

母娘2人で見つけた「暮らしに良いモノ」

HARUからにある商品は、店長であり母親でもある由利子さんが、すべて家族のために集めたもの。

愛用していた「喋る炊飯ジャー」が壊れたのをきっかけに、友人の勧めで 伊賀焼窯元 長谷園(以下 長谷園)の土鍋「かまどさん」を購入。土鍋で炊いたご飯の驚くほどの美味しさ、そして、土鍋で炊くという、ある種の不便さを通して、食べることの大切さと、料理の楽しさに気づいたという。

「家族が健康であること、そして、美味しく楽しい時間を積み重ねた先に家族が元気に笑う姿がある方がもっと良い。」そんな想いを叶えてくれる土鍋は、由利子さんの宝物として1つまた1つと増えていった。

家族のために集めたものだからこそ、お客様にも自信をもっておすすめできる。これほどまでに信用に足るものはないかもしれない。

きっかけとなった「かまどさん(長谷園)」。火加減調節不要で驚くほど美味しいご飯が炊ける。

取扱い商品は土鍋を中心として、お皿、お椀、ビアグラスなど様々な陶器がズラリと揃っている。また、陶器に加えて、2人が厳選する食品・生活用品なども取り扱っており、どれもこだわりの詰まった暮らしに良いモノ。ふらりと立ち寄ってみても十分に楽しめるお店だ。

今回は、2人でお店を営む、由利子さん(母)、久伶葉さん(娘)にご協力いただき、HARUからの物語とその魅力をディグってきた。

店舗基本情報

店名 春花秋月HARUから
公式サイト https://www.harukara0407.com/
TEL 042-430-4308
営業時間 10:00 – 18:00
定休日 不定休
創業歴 1年(2019年4月7日創業)
住所 〒202-0001 東京都西東京市ひばりが丘 2-8-12

家族の夢を叶える、という人生目標があった

もともと自然が好きで日本の地域活性化に関心があった娘の久伶葉さん。大学時代はエコツーリズムを学び、古民家再生を通して日本の文化や自然について発信していく仕事をしたいと考えていたという。

また、母親の由利子さんが「お店を持ちたい」という夢を持っていたことを知っていた久伶葉さんは、「自身が手掛けた古民家で母親にお店を開いてもらう」という夢を母には内緒で持っていた。

そんな中、ある日突然に由利子さんが「来年お店を開く」と家族に宣言。一度口に出したことに責任を持つ由利子さんのその言葉に、久伶葉さんは「これは実現するだろうな」と確信。根底にあった「家族の夢を叶える」という人生目標に従って、由利子さんとともにお店に入ることを決意。

「入ってみたら、全部繋がっていました。」

そう振り返る久伶葉さん。彼女にとってもともと関心のあった、地域活性化や日本文化の発信。「日本の何かを伝えたい、残していきたい」という想いは、今の仕事にとって重要なピースとなる。

ただ手に取るだけでは知りえない、商品1つ1つが持っている心温まるストーリー。生産者との会話からモノに込められた「人の想い」に触れることで、モノがただのモノではなくなるように感じる瞬間を、久伶葉さんはとても大切にしている。

だからこそ、HARUからでの仕事は、商品の説明だけでなく、そんな生産者の想いやその物語を受け取り、伝えていくことであるということに気づいたという。

「 使っているだけで、心の温かさに触れていくような心地よさを、お客様とも共有したい。なので、お客様には商品と一緒にそのストーリーもお渡しできるように意識してお伝えしています。」

常に「聞く・伝える」という姿勢をもって接してくれる彼女には、心を開いてあれこれ話してしまう。生産者とのやりとりも、お客様とのやりとりも、常に「対話」が基本ではあるものの、意外にそれが自然にできる人は少ない。

木材の温かさが感じられる店内は、家族で協力してDIYをした。

喋る炊飯ジャーとの別れ、土鍋との出会い

「リビングが土鍋だらけ(笑)」と語るほど土鍋を愛してやまない由利子さん。しかし、そんな彼女も初めから土鍋を使っていたわけではない。

ご飯の炊きあがりを音声で教えてくれる「喋る炊飯ジャー(由利子さん命名)」を長らく愛用していたが、ある日突然故障によりお別れを余儀なくされる。

そんな別れの後、HARUからに繋がる出会いが訪れる。友人の勧めで購入した長谷園の「かまどさん」。この伊賀焼の土鍋との出会いがある種のきっかけとなった。

意外にも日本で採れる粘土の中で土鍋として扱えるほどの耐火性をもっているのは伊賀の粘土のみ。伊賀焼の陶器が、特別な美味しさを素材から引き出すことができるのは、伊賀焼特有の気孔のあるどっしりとした風合いに秘密がある。

耐火性を生かし高熱で焼成することによって、生地に含まれる有機物の遺骸が燃え尽き、たくさんの気孔が生まれる。そうしてできた多孔質な生地は、食材の芯まで熱を通す高い遠赤外線効果を持ち、蓄熱力によって火から離した後も陶器が冷めにくく、とろ火で煮込むように火が入るので素材の美味しさをぐっと引き出すことができるのだという。

以来、伊賀焼の土鍋で炊いたお米の驚くほどの美味しさ、そして、土鍋で炊くというある種の不便さ、料理の手間を経ることで得られる、言いようのない豊かな時間の過ごし方にハマってしまった由利子さん。

利便性やインスタントを求める時代と逆行するように、先人たちが積み重ねてきた調理への工夫、そして日本文化や歴史を味わうという楽しみを料理に見出した。

「不思議なことに食生活全てが変わりました。」

そう話す由利子さん。丁寧に料理を楽しむことで、家族が口にするものに対して、深くゆっくりと考える時間が出来た。

食事を通して家族の健康を支える由利子さんにとって、日々の食事は家族への愛である。「食べることは生きること。」どんなことがあっても、家族みんなが美味しく楽しく、食べることを楽しんで欲しい。そうすれば、また明日から頑張れる。由利子さんが集めた土鍋にはそんな願いが込められている。

店内にあるものと同じものを、ほとんど所有しているという由利子さん。

食卓を美味しく、楽しく、簡単に

HARUからにある土鍋はすべて長谷園製のもの。長谷園の製品は美味しさはもちろんのこと、食卓を楽しめる工夫、使い勝手の良さにまでこだわって造られている。

例えば、長谷園の大ヒット商品、ご飯炊きの「かまどさん」は、驚くことに火加減調節が必要ない。吹きこぼれもしない構造になっているから、お米を入れて、タイマーをセットしておくだけで、他の料理の準備をしている間に美味しく、そして簡単に土鍋ご飯が炊きあがる。

酒飲みの方にオススメしたいのが、保温冷酒器「酔壺」。伊賀土の持つ保温保冷効果を生かした逸品で、電子レンジでチンすれば熱燗を、冷蔵庫で冷やしておけば冷酒を、最適な温度をキープしたまま楽しむことができる。酒を心から楽しみたい人に向けた、まさに酒飲みのための商品。

使い勝手、デザイン、機能すべてを揃えた酔壺。酒飲みのギフトにも最適。

食卓を美味しく、楽しく、簡単に。どれか一つでも欠けてしまうと、食べることへのハードルはぐっと高まってしまう。

―「色々な情報とモノを自分で選べる現代だからこそ、忙しく時が過ぎる中でも、美味しいごはんを食べるひと時が、ホッと癒される時間になって欲しい。」

HARUからには、そんな想いが込められた商品がたくさん揃っている。

たくさんの愛でつながる、HARUから

母親が家族のために集めた土鍋から始まったHARUから。そして母親の夢を形にしていく娘。そんなお店が取り扱っている商品は、今日もまた、誰かの大切な人の元へと届けられていく。

きっとこのお店に立ち寄る人にもそれぞれ想う人がいて、そうして繋がっていくのがHARUからの魅力なのかもしれない。

― 「数年後、地方に移住して(HARUから)第2弾をやります。ただ私は言うだけで、娘が全部準備するの(笑)」 (由利子さん)

「役割分担ですね。母は発想力がすごい。」(久伶葉さん)

楽しそうにそう語る2人。そんな母娘の愛を感じられる、HARUから。

ぜひあなたもあの藍色の暖簾をくぐってみてはどうだろう。

人生は楽しい。


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